【訪問日記】
「おおぼけ」。おもしろい名前の駅でもあるけど、とにかく渓谷の美しさに、そんなことはどうでもよくなります。
特急列車で四国を南下中、小歩危駅を通過すると同時に沿線案内の放送がはじまる。「土讃線で最も景色の良い場所」
という案内が耳に残る。列車は清流、吉野川に沿って四国山地を越える。そんな渓谷の中で大歩危駅に到着する。山の
中だがほとんどすべての特急列車が停車する。まず降り立って最初に思うことは「谷」だ。ホームから駅舎を向いて視
線をそのまま上に持って行くと、急な山。その斜面を築いて一軒屋が立ち並ぶ。
駅のホームは、島式と対向式の2面。それに応じて線路は3本ある。線路はさらにもう1本あるが完全に荒れ果てて
いる。留置線なのだろうか…だが、おそらくもう使われてはいないだろう。駅舎と反対側のホームの脇を吉野川が流れ
ている。ホームと吉野川の間には遊歩道が作られ簡単な展望台といったところか。全長は50メートル程の簡素なもの
だが、充分楽しめる。駅の利用者は、独断で考えるに地元の人よりも観光客のが多い気がする…。
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